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　　　和2年
第369回　12場所の1

お題

夜寒
Yosamu

優勝

関脇
幻灯斎

優勝

優勝：10
得点：25
累積：1821
合計：1856
7点以上

●三丁目：音から見えてくる温もりの情景。
●はじめ：チンチンと湯の沸く音が聞こえます。
●天布留：湯気が見え、シュンシュンシュンと音も聞こえてくる。寒いのに背筋がのびます
●丘山：鉄瓶と夜寒の組み合わせが良かったです。
●三笠：寒さと熱が同時に強く感じられました
●利根ノ雫：懐かしい響きが聞こえてきます
●月心：寒、暖のしみいる夜。
●緑地：熱い湯が沸くと耳も目も寒さを感じてきます。
●小酔：最初、鉄瓶が鳴っていたら温かそうと思い取らなかったのですが、中七の沁みわたるに、一人夜長の寒さが見え、抜きました。
●日曜生:ストーブひとつ、乗せた鉄瓶のお湯の音。熱さと寒さの共存する部屋の感じがいい。爪先や背中の寒さとの。
●楽が鬼/●遊歩/●邪愚楽/●鷹目

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：19
累積：789
合計：823
5点以上

●小酔：「ポストに戻す鍵」が情景のカギ。ポストから取り出し入室、そして戻す。待ち人来たらずと読み解きまして、夜寒ですね。　●三笠：経験したことはないですが、身も心も冷えきるような切ないシーンが浮かびました
●利根ノ雫：ひと際寒い夜になりそうですね。
●豪力：冬は恋の季節でもあり失恋の季節なのでしょうか
●三丁目：男か女か？色々な状況を推測してみる。心も寒い。
●邪愚楽：秘密めいていて良かったです。
●幻灯齋：身に覚えがあるような、ないような、、、同棲時代的な匂いがぷんぷん。懐かしさを感じさせてくれました。
●鉄乙女：朝じゃないんだ。そこにいろいろなストーリーが浮かんできます。
●月心：寒さの実感が伝わってきます。
●豆春：定番の別れで夜寒、合いすぎている気もした
●舟酔

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：15
累積：921
合計：949
5点以上

●酔象：この約束は果たされないような予感がする別れの姿、夜のしじまが染み入るのだった。
●幻灯齋：寒い夜にじんわり余韻を感じられる句、中七がいいですね。
●遊歩：遠ざかる声がいいですね。
●月心：向寒の時、また逢おうと約す。
●小酔：これも、待ち人来たらずの寒さですね。音波が遠ざかるのではなく記憶の声が、でしょう。
●豆春：他人の約束の声を聞いて我が身はさびしいということなのだろうか。最初はよくわからなかったのだが、何度か読むうちにしっくりきた
●緑地/●鉄乙女/●舟酔/●津和乃

・・・勝ち越し・・・

得点：12
累積：1365
合計：1377
7点以上

●豆春：テキ屋稼業、それとも仲見世みたいな場所の商売かな。飴が固まっていくイメージと寒さが重なり詩情がある
●鷹目：没頭のあと、ふっと感じる寒さ。緩急が感じられます
●土羊：夜仕事で餡練り、季節を感じます。
●鉄乙女：小豆を煮る匂い！湯気！冷えてきたなとひとりごちながら。
●緑地：寒くなると食べたくなります。
●舟酔：いそいそと働く者の美しき、寝かす餡の熟成
●土羊/●月心/●三笠/●幻灯齋/●丘山
●楽が鬼/●酔象/●三丁目/●天布留

得点：12
累積：1073
合計：1085
6点以上

●日曜生：一生に一度は行きたい高野山。老いてゆく今に決意して意気揚々と旅に出ても、夜の寒さが身に染みる。ストーリーと人物像がいいなと思います。久しくなった、旅情の感覚もいい。
●土羊：情緒、人生に夜寒を纏はせたところが渋い。
●津和乃：高野山の比重が大きく感じますが、年末年始。沁み渡る一句ですね。
●丘山：この旅路は人生という旅ですかね。
●利根ノ雫：修行になるような寒さでしょう

得点：9
累積：396
合計：405
5点以上

●邪愚楽：寒さが際立っております。
●津和乃：東山魁夷を思い浮かべました。
●はじめ：憧れの田舎暮らしも激しいですね。
●土羊：写実のなかに自然への畏怖の思いを感じます。
●三丁目：夜寒も際立つ。
●幻灯齋/●日曜生

得点：7
累積：262
合計：269
5点以上

●鉄乙女：ひとりナルシシズムにひたる、そんな夜。
●酔象：月も背負い、人生を背負い、背筋も丸くなる夜なのだった。
●三笠：明かりに背いて帰る道はなおのこと寒いでしょうね
●楽が鬼：月を背負って響く足音・・・・なんだが元気をもらったぞ
●月心/●三丁目

得点：7
累積：2001
合計：2008
5点以上

●楽が鬼：昭和裏町外階段・・・ロマンです！
●鷹目：鉄板を踏む音が聞こえてきます。
●はじめ：人気の無い部屋は、寒そう。
●津和乃：うー、寒っ。と聞こえました（笑）
●遊歩/●邪愚楽/●鉄乙女/●豪力/●舟酔
●三笠/●酔象

得点：6
累積：180
合計：186
5点以上

●舟酔：ポジティブは大切、教養です
●日曜生：夜のあっついお蕎麦。凹んでも、私にはまだ、そういうアイテムもある。そうだそうだ。ありがとうございます。
●楽が鬼：覚悟とはそういうことなのです。下五の蕎麦を啜るで決まりなのです。

得点：6
累積：1452
合計：1458
5点以上

●天布留：北風が強い日の信号待ちは、特に長く感じますね。
●鷹目：夜歩きの点景。ストップモーションのようです。
●幻灯齋：信号が変わったことをきっかけに一気に寒くなったと。古色蒼然としたもの言いが面白い！
●酔象：通り過ぎる車の数も少ないこの夜の信号待ちはいつになく長い心地がするのであった。
●三丁目